ぱりぱりぴんぽろぺろぺろぷん

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5月15日

悩みを抱えている時、その解決には「具体的な問題点整理」と「承認」の二つの方向性がある。前者はその名の通り、悩みを聞いてなにがまずいのか課題を整理し、具体的な解決方法について考えるというものである。後者は悩みは聞くものの具体的な解決法は提示せず、相手の立場や考え方を肯定するものである。経験が少ない若い頃は前者も役立つが、歳をとるに伴い、後者の必要性が増してきたように思う。ふつうは後者をいわゆる「家族」が担うのだろう。場合によっては「生き甲斐」なるものがそこを支える場合もあるかもしれない。生きていい、前に進もうと支えてくれるそんな存在があるかどうかで人生は楽になる。インプットやアウトプットでは解決できない。

息もたえだえに生きていることを言葉で伝えないとわからないのだろうけど伝えずともわかってほしいという気持ちも一方である。