ぱりぱりぴんぽろぺろぺろぷん

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140531

朝から舞台に出て、舞台をみて、それから勉強会に出て、飲み会に出てと慌ただしい一日だった。

自分の舞台は稽古の分に見合った出来だった。最近、音がつぶれてるのでどうにかしたい。稽古のやり方を考えよう。

みた舞台は、檜垣だった。絶句は別に気にならないんだけどなんだかあまり一体感のない舞台ではあった。客席が明るすぎるから没入できない、というのが一つあると思う。それはともかく目当ては笛だった。変な気負いも感じられずいつも通り、しかし素晴らしい笛だった。大曲でいつも通り勤められるというのはまったくもってすごい。そういえばここ数年指を一つ上げて吹かれているが今回の舞台でも上げられていた。老女だからしきたりに従って通常の指で吹くということもないあたり生半可な覚悟ではないのだろうな。

勉強会はLTから拝見。その後の飲み会は2次会で失礼したけど帰ってから体調が悪化したので帰って正解だった。

最近、物語の摂取不足を感じていたので小説をいくつか読んでいた。昔読んだことのあるあまりハードではない小説を再読。桜庭一樹少女七竈と七人の可愛そうな大人」、伊坂幸太郎「砂漠」、村上春樹ノルウェイの森」。ノルウェイの森にDUGのくだりがあると聞いてそんな憶えが全くなかったので読み直した。実際ある。しかも2回ある。ノルウェイの森、高校の時に初めて手に取ったからそれからもう15年くらいか。経験に応じて一つの小説の受け取り方も変わってくる。思うところは色々あったのであとでまとめておきたい。