8月15日
数ページ読んで積ん読という事態になりがちなので、酒飲みながらでも一気に読んでしまうことにした。
得るところが多かった。屏風は下から見上げると良い、覚えた。
あと、後半で紹介されていた光明本尊、まさにSOULだった。テクノ法要じゃん。
感性は感動しないー美術の見方、批評の作法 (教養みらい選書)
- 作者: 椹木野衣
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 2018/07/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読んでいてあれ?椹木さんってこんな考え方だっけと首をひねる。
とはいえ「なんにもないところから芸術がはじまる」と「反アート入門」くらいしか読んでないのだけれど。
このエッセイはとりあえずさらっと読んで、上2冊を読み返すことにする。
昭和の話はもういいよという気持ちになっていたのだが、聞いたことがないエピソードもいくつか載っていたので購入。
この本でたまに昔の雑誌記事が引用されている。能楽師と評論家がまだお互いに影響し合っていた頃の雑誌記事(「能楽」の座談会とか)は議論が生々しくて面白そうだな。