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6/26

 

ぼくが愛したゴウスト (中公文庫)

ぼくが愛したゴウスト (中公文庫)

 

伊坂幸太郎が影響を受けた作家(と聞いた)ということで読んでみた。あまり合わなかったかな。

 暇を見つけては少しずつ読んでいる。

 

 

 

 

 

 

6/23

 

 豊臣秀吉が能好きだったとか江戸時代は能が式楽だった、くらいは知っているけど具体的にどんな曲が演じられていたとかどのくらいの頻度で演じられていたかといった詳細を知らないので購入。1000円くらいの新書で読みやすかった。

 

 

MONKEY vol.15 アメリカ短篇小説の黄金時代

MONKEY vol.15 アメリカ短篇小説の黄金時代

 

 定期購入。村上春樹ミルハウザーが楽しみ。

 

玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ

玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ

 

 「スムーズに死にたいんなら笑ってろ泣くとだれかに引き止められる」

歌集なんて1つ気に入った歌があればそれだけで買う価値がある。

 

 

早稲田文学 2017年初夏号 (単行本)

早稲田文学 2017年初夏号 (単行本)

 

 横山太郎の評論目当てで購入。月刊観世のバックナンバーも欲しい。

6/22

 

二十一世紀民藝

二十一世紀民藝

 

 いわゆる〇〇教団と揶揄されるような価値判断を人に委ねる態度には違和感があるんだけど、柳宗悦がどのように神格化されたかには興味がある。

 

 

死すべき定め――死にゆく人に何ができるか

死すべき定め――死にゆく人に何ができるか

 

 このニュースに関連して、タイトルは知ってても読んだことなかったなと購入。

そういやトランプ政権に移行して保険制度どうなったんかな。退行してそうだけど。

www.nytimes.com

 

 

反解釈 (ちくま学芸文庫)

反解釈 (ちくま学芸文庫)

 

 スーザン・忖度というしょうもないダジャレで名前を知っていたのみで実作に触れたことがなかったので購入。「反解釈」の章だけでも十分元はとれた。エッセイ集であり、読み通す気力はないので、ここだけ50回くらい読み直す方針でいく。

 


ウェス・アンダーソン最新作『犬ヶ島』冒頭3分映像!

ウェス・アンダーソンの映画は話の筋はまあどうでもよく、でもやたら印象に残るカットがあるのでそれを期待して観ている。

今回の場合、犬たちが途中で審議中(AA略)となるシーンが度々あるんだけどそこで声を当てているビル・マーレイとかがやたら渋い声で「Oh…Boy」とか言ってるのがおかしくてたまらなかった。深刻な犬、深刻なビル・マーレイ

another アンダーソンであるPTAの「ファントム・スレッド」も観なくては。

6月10日

最近買ったもの

 

小説の誕生

小説の誕生

 

 

小説修業 (中公文庫)

小説修業 (中公文庫)

 

保坂和志をまとめ買いして、少しずつ読んでいる。

考える練習になる。この歳になると思考様式が凝り固まってくるのでちょうど良い。

 

隣のずこずこ

隣のずこずこ

 

悪くなかった。森見登美彦が好きな人にぜひ読んでほしい。

 

 

全部やれ。 日本テレビ えげつない勝ち方

全部やれ。 日本テレビ えげつない勝ち方

 

 テレビ史として読んでも興味深いのだが、登場人物たちの最盛期に自身の年齢が近づいていることもあり、臨場感があって楽しかった。番組構成と分刻みの視聴率を分析して、裏番組との差別化を図り、実際に勝つくだりなんて、自身が分析の仕事をしているだけに興奮しながら読み進めた。

 

正法眼蔵随聞記 (岩波文庫)

正法眼蔵随聞記 (岩波文庫)

 

 尊敬する先輩が民藝に関する連続講話をやっていて、その中で触れた本。まだ十分に読めていない。

 

茄子の輝き

茄子の輝き

 

 保坂和志に関連して。良かった。もともと池澤夏樹の「スティル・ライフ」とか西崎憲の「飛行士と東京の雨の森」のような小説が好きなので、そこに1つ好きな作家が加わった感じ。この辺りの「何も起こらない」小説の良さについては一度まとめて書きたい。

5月6日

GWまとめ

4/28

このGWに翻訳に一区切りつけようと思い、6章に着手する。朝からうどん屋2階のカフェで少しずつ進める。あと少しというところでPCのバッテリーが無くなる。そのまま家に帰るのもなんなので、いったんメールで残りをスマホに送った後、気になっていた銀座のME Cafeに行ってみる。休日価格と思えば悪くないランチだった。映画館の待ち椅子で翻訳の残りを済ませた後、フィフスウェイブを観る。実にひどい映画だった。チープとかではなく、作り手が何の思い入れもなく機械的にそれっぽい要素を並べたというだけでその後の期待もできないまったくもって「無」の映画だった。「無」とは静けさや暗闇のようになにも存在しないという意味ではなく、そこにものは存在していないのにそこに「情報量が全く無い」ホワイトノイズのようなものとして巷にありふれているのではないかという想いに至った。そんな気づきを得られたという意味では悪くない体験だったのかもしれない。脱力して帰宅。リンガーハットで晩ご飯を食べる。店員が盛大にちゃんぽんをこぼした。

4/29

朝から翻訳。12時過ぎには終わる。どうやら10パラグラフ1時間で終わるようだ。

夕方から岡村靖幸ライブツアー2016「幸福」東京公演に行く。音響も良く、なによりも主役が楽しそうだったので素晴らしいライブだった。

4/30

一応朝からの翻訳ノルマが終わったので18時くらいにTokyoRに行く。道玄坂上で開催だったので、せっかくだからFab CAFEに寄る。渋谷でお茶する時はこことヒカリエのCream croppedで良いかも。

TokyoRの懇親会は飲み過ぎた気もする。人に余計なことをけしかける癖をやめよう。

5/1

飲み過ぎの後遺症かぼんやりと一日を過ごす。記憶があまり残っていない。夜は飲みに。荻窪にいったん行ってから店がいまいちだったので高円寺に移動する。焼き鳥→抱瓶。抱瓶にボトルを入れる。

5/2

何をしたか全く覚えていない。

5/3

岡村靖幸ライブツアー2016神奈川公演へ。正面の席だった。ホールはホールでゆっくり観ることができて良かった。ライブの前に寄った聚落の肉まんがとてもうまかった。ライブの後に寄った台湾料理の店も良かった。ビーフン炒めの食感と味。

5/4

翻訳が終わる。なんだかんだで最後の3日間は気が抜けてペースが堕ちてしまったがなんとか終わって良かった。開放感に溢れつつ、高円寺で3時から飲む。ユタニ氏とKudo氏。Kudo氏は遅れてきた。やたら日差しが強く直射日光を正面から浴びつつビールを飲んでいるともう何も考えられなくなった。ニフラムを体感。焼き鳥→沖縄、そしてゴールデン街へ。適当に入った店で中森明菜が流れていた。

5/5

響け!ユーフォニアム劇場版を観に行く。総集編だけど決して観て損をするものではなかった。TV版は主人公を黄前久美子1人として幼なじみとの関係なども含めて彼女の周囲を掘り下げていたけれど、劇場版は主人公を2人として関係性に重点を置いた編集になっていた。

沖縄そばを食べて一度帰宅してからゴールデン街に飲みにいく。マデイラワインはポートワインのような風味で好きな味だった。

5/6

ここ最近、朝ご飯はなか卯で食べている。生卵無料券がついてくるのでそれを使って毎朝2個ずつ卵からタンパク質を摂取。日本人の「普通」の家庭なら意識せずとも必要摂取量を満たしているらしいがその「普通」に独身外食男性は含まれていない。ということで積極的なタンパク質が求められている。昼ご飯はいつものうどん屋カフェでカレーを、と思ったら隣のそば屋があいていたのでざるそば+天べんをいただく。サービスで佐渡島のうどをいただいた。うどを桜の灰汁でアク抜きしたものを西京味噌で和えてある。月並みだがこれが「春の香り」かと思った。

部屋の掃除というか本の整理をする。勉強用の本と人に直結した教養の本と仕事用の本という観点で分ける。大幅に本を減らさないとな。あと四畳半神話大系四月は君の嘘のアニメを見返す。人に勧めた以上は、と思い「きつねのはなし」を読み返す。良い小説は人を静かにさせる。文章に密度がある。こんな本を書いたらそりゃすり減ってしまうだろう。

近くでピザを食べてからまたゴールデン街に行く。ロシア→猫→居酒屋って感じで実に素晴らしい夜だった。

5/7

四月は君の嘘を最終話一歩前まで見続ける。太鼓の稽古にひさびさに顔を出す約束をした。

夜は寿司→マデイラワイン→猫だった。

酒は(鶴友がなかったので)〆張鶴、喜酒、洌、越後で候、三十六人衆、田酒山廃、喜鮨。喜鮨はじゃっかん味が丸くなったか。しかし生酒なのに紹興酒みたいな味わいはなのはなぜだろう。

ゴールデン街はあまりキラキラしている感じが無かった。

jazz up が無かったからだろうか。まあマデイラの店員さんが綺麗な方なのでいいや。

5/8

5月15日

悩みを抱えている時、その解決には「具体的な問題点整理」と「承認」の二つの方向性がある。前者はその名の通り、悩みを聞いてなにがまずいのか課題を整理し、具体的な解決方法について考えるというものである。後者は悩みは聞くものの具体的な解決法は提示せず、相手の立場や考え方を肯定するものである。経験が少ない若い頃は前者も役立つが、歳をとるに伴い、後者の必要性が増してきたように思う。ふつうは後者をいわゆる「家族」が担うのだろう。場合によっては「生き甲斐」なるものがそこを支える場合もあるかもしれない。生きていい、前に進もうと支えてくれるそんな存在があるかどうかで人生は楽になる。インプットやアウトプットでは解決できない。

息もたえだえに生きていることを言葉で伝えないとわからないのだろうけど伝えずともわかってほしいという気持ちも一方である。

9月25日

校長の話が出てくる。本筋とは関係ないが。

http://konomanga.jp/interview/811-2

それで思い出した。

一時期、どんな話でも面白がることは可能なはずだと頑張って校長の話を聞いていたことがあった。

実際面白い箇所もあった気がする。気がするだけで覚えていないので意味はなかった。

http://konomanga.jp/interview/811-2

 

フランソワ・モルレが亡くなっていたことを知った。

彼の作品を東京で見てからもう10年経つらしい。

作品の名前が「風景―海景:高潮」であることを知った。またどこかで見られたら。