ぱりぱりぴんぽろぺろぺろぷん

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140616

朝からだるい。暑くなってきたから脱水か。寝る前に水を入れておこう。
午前中は仕事で午後は大学。昼はAでランチ。豚肩ロースのグリル。ここのランチのおかげでやっていける。大学では進捗報告とその後課題のプログラミング。C++、最近写経をさぼっていたので手が動かない。手本があると最低限必要なものを実装してから便利にしていくという流れを忘れがちになる。
夜は新宿の中華。夏は屋台風の店が気持ち良い。村上春樹、ジャズ、ダブリナーズの話など。訳されたものを読みながら英語朗読を聞くというやり方は良いかも。あと英語リスニング入門という昔のNHK講座が良いとも聞いたので早速アマゾンで注文する。しかしHerbie Mannの話が通じたのは初めてだな。名前を知っているかどうかというレベルですら通じたことなかったのに。「夢であいましょう」のアスパラガスの話はよく出るので再読しておこう。新宿からの帰りに松田洋子「好きだけじゃ続かない」を買う。気にはなってたが絵柄がギリギリ好みに合うかどうかというラインだったので二の足を踏んでいた。酔いの勢いもあり購入。セーフだった。

140615

昨日は勉強会だった。発表だった。発表の時に呼吸が浅くなるらしく息が続かなくなる。これ笛の時と同じかもしれない。あとマイクに自分の呼吸音が入るのが気になってしまう。こういう小さなストレスが積み重なって過呼吸になっているのかもしれない。

今日は昼頃起きて軽く洗濯をしてからさいたま芸術劇場へ。Philippe DecoufléのPANORAMAを見に。ダンス評論の人が絶賛していたので見に行ってみた。良かった。よく言われることだが向こうのダンスはバレエの身体がその基礎にある。だから変なことをしても余計なノイズがない。途中格闘ゲームを模したスケッチがあったがまさにこれ。ボタンを押せば技が出る。演出家が一定の振りを指定すればノイズなくそれを表現できる。ここまで書いて思ったが別にバレエの身体が理由というより稽古がよく積まれているというだけか。日本だと何になるんだろうとぼんやりと考えていた。そういえば劇場には子供がたくさんいた。芸術劇場がなにかしら営業したのだろうか。いずれにせよ質の高い舞台を子供の頃に見られるのはうらやましい。

芸術劇場をあとにして新宿で夕飯。思い出横町の中華屋のラーメン。ここ安くてそれなりにおいしいので重宝している。しかし思い出横町は明るいうちから飲んでる人ばかりで最高だな。その後新宿TSUTAYAで映画を借りようと思ったのだが現地でカードがないことに気づく。失策。悔しいので家でサマータイムマシンブルースを見る。妻夫木聡だと勘違いしてたが瑛太だった。このノリが好きなんだよなあ。

140609

一日雨だった。Rainだ。槇原敬之のカバーが一番好きだ。言の葉の庭、昨年見たときはしっくりこなかったけどyoutubeでMADを見ているともう一度見ても良いかもと思える。

午前中は仕事で午後は大学へ。昼は自家製パストラミのサラダとやらだった。おいしかったけどもう少しボリュームが欲しかった。大学に行く途中、図書館によって罪と罰を借りる。昨日の映画の影響。カラマーゾフとか悪霊は読んだけどこれはまだだったので良い機会と思って。大学では進捗の共有。ゼミでC++を使うことになりそう。楽しくなりそうだ。夜は飲み会。面白いメンツだった。クローザーは大事。

 

批評というか何か作品を見たときの感想のあり方について考えている。特に原作があるものについて。従来、原作の再現度を軸に語るというスタンスをとっていたがこれは原作を知らないものにとってはピンとこない。中でつじつまが合っていればよいのではないだろうかというスタンスに変わりつつある。批評の開放性、意見を交わして建設的な結論を得ることを目的にするのであれば、外部知識を前提とするのではなく、共通の体験をもとにする方が良いと思うから。作り手よりの視点で見る方が幸せな気がする。

140608

昨日は二日酔いで夕方まで寝ていた。前日はCOREDO室町だのその近辺のイタリアンで大量に飲んだ。ワインとビールを交互に飲んだのがまずかったか。しかし自分のことながらなんでそこまで飲まないといけないのかわからない。2杯目からお茶で良いのでは。8時ごろやっと気分がましになり空腹感に見舞われたのでハンバーガーを食べる。夕方まで寝ていたので寝付けないかと思ったがBleeding Edgeを眺めていたらすぐに寝た。むしろいつもより早いくらい。

今日は朝から大学構内のカフェに。今日は生菓子セット。焦がし餡の風味を楽しみつつ水だしコーヒーを一気飲みした。贅沢だ。その後新宿で「捨てがたき人々」を観る。豚であることを容赦なくつきつけてくる映画。得てしてこういう映画はセックスシーンばかりが強調されて全体のバランスを欠きがちだが役者の演技と五島の風景がそれすら圧倒した。何を言ってるかわからないと思うが自分もまだ消化しきれてなくてよくわかっていない。しかし自分の今後10年を考える2時間になったので満足はしている。豚なんだよ豚。それから帰宅し家で「世界の中心で、愛をさけぶ」を観る。この映画にセックスシーンはない。長澤まさみ森山未來もまだ若い。役者の試行錯誤と時分の花、そして日本の海がうまく組合わさって成功した映画だと思う。泣けるかどうかなんてどうでもいい。役者が精一杯背伸びしてそれが風景にとけ込む様が美しい。そういえば長崎の話だと勘違いしていたが香川の話だった。先の「捨てがたき人々」が長崎だったので思い出してhuluで観始めたたのだけれど。

2日間なにも仕事をせず少し罪悪感があるので倫理委員会の申請書を書き始めたけど書類仕事はやはり面倒だ。明日にしよう。

140604

ゼミ→健康診断のみの一日だった。会社は有給休暇。

ゼミは主に輪読。輪読はコンパートメントモデルとCT・SPECT・MRIの原理のあたり。内容をちゃんと読んでなかったので予備知識不足で苦労した。他の方の読解を聞いていると文の構造を把握するのに英語の文法というより、英文ライティングのルールを知っているかどうかが鍵になっている気がする。たとえばandがどれとどれをつないでいるか等。輪読後、医用画像の課題についてお話しを聞く。診断に必要なレベルと、手術検討に必要なレベルでは求められる分解能が全然違うというあたり、聞いてみると確かにそうだなと思うものの意外と見過ごされてるような気もする。外部からは医用画像ということでいっしょくたにされているというか。

健康診断は30分ほどで終わった。受付が律速段階だった。

その後くろぎで塩アイスを食べる。淡味のアイスコーヒーとよく合う。あと食べてないメニューとしては葛きりと生菓子が残っている。

 

早稲田文学の話を聞いていたらグランタ、abさんご川上未映子永井均の話に広がる。abさんごは話はよく聞くが未読。川上未映子永井均を愛読していたという。自分が永井均を初めて知ったのは中島義道の著作を通してだったと思う。曰く、日本において哲学学者ではない哲学者は永井均くらいなものだと。

 

リュックサックやランドセルを成長期の子供に持たせるのはいかがなものだろうか。あごを前に突き出した前傾姿勢を是とする骨格になってその後肩こりなどに悩まされそうなものだが。

140531

朝から舞台に出て、舞台をみて、それから勉強会に出て、飲み会に出てと慌ただしい一日だった。

自分の舞台は稽古の分に見合った出来だった。最近、音がつぶれてるのでどうにかしたい。稽古のやり方を考えよう。

みた舞台は、檜垣だった。絶句は別に気にならないんだけどなんだかあまり一体感のない舞台ではあった。客席が明るすぎるから没入できない、というのが一つあると思う。それはともかく目当ては笛だった。変な気負いも感じられずいつも通り、しかし素晴らしい笛だった。大曲でいつも通り勤められるというのはまったくもってすごい。そういえばここ数年指を一つ上げて吹かれているが今回の舞台でも上げられていた。老女だからしきたりに従って通常の指で吹くということもないあたり生半可な覚悟ではないのだろうな。

勉強会はLTから拝見。その後の飲み会は2次会で失礼したけど帰ってから体調が悪化したので帰って正解だった。

最近、物語の摂取不足を感じていたので小説をいくつか読んでいた。昔読んだことのあるあまりハードではない小説を再読。桜庭一樹少女七竈と七人の可愛そうな大人」、伊坂幸太郎「砂漠」、村上春樹ノルウェイの森」。ノルウェイの森にDUGのくだりがあると聞いてそんな憶えが全くなかったので読み直した。実際ある。しかも2回ある。ノルウェイの森、高校の時に初めて手に取ったからそれからもう15年くらいか。経験に応じて一つの小説の受け取り方も変わってくる。思うところは色々あったのであとでまとめておきたい。